日帰り700kmの旅(テキスト編)
今年の夏休みは、8月に1期、9月に2期と分割して取ることに。
とりあえず3日お休みをもらって、土日に付けて5連休中です。
ガッツリ走るぞーと意気込んでいたのですが、台風が接近してるとか、すでに秋雨前線が活発、とかであんまり天気がよろしくない様子。
泊つきの旅は止めて日帰り旅でお茶を濁します。
で、日帰りでどこまで走れるのか、ひとり耐久レース的なことをやってみることにしました。
観光するのではなく、テーマは「走り」。現地に行って面白いグネグネ道を走ってみたいなと思い、ツーリングマップルとにらめっこして、決めた目的地は、福島県は「浄土平」周辺。
「磐梯吾妻スカイライン」「磐梯吾妻レークライン」「磐梯山ゴールドライン」という3つのワインディングを堪能できるのです。
「磐梯吾妻スカイライン」はBikejinなんか読むと必ずと言っていいほど「絶景ロード100選」などの上位にランクインされてますね。
現地まで自宅から高速で300km、現地で100km程度を走るとして総計700kmほどでしょうか。
これまで日帰りで350kmほどが上限だったので、距離的には倍。メインが高速とはいえ、腰に不安を抱える身体としては「だいじょぶか?」と。
4時起きして、5時出発。
天気は晴れとはいかないものの、なんとか夕方まで曇り予想だったのですが、那須高原辺りでパラリと降られて一抹の不安がよぎります。
スカイライン最寄りの福島ICに降りて、高湯温泉からスカイラインを登っていきますが、山頂付近を見上げると「ガスガスガス」で、中腹に来たらご覧の通り。
これは途中で引き返そうと行けるところまでゆっくりと走っていたところ、突然視界が晴れてきましたよ。
青い空が広がるとはまで行きませんでしたが、浄土平一帯の山々が見晴らせて、絶景を拝むことがなんとかできました。
このあたりは標高1500m程度。ガスは山頂から麓に流れ込んでいるようなので、ガスが晴れたのでしょうか。
平日の早朝とあって、道というか一帯を自分独り占め。
地球にひとりだけ?と思わせる「孤独感」が半端ないです。
つづら折りが結構あって、ヘアピン苦手なワタクシとしては一苦労してましたが、いい練習になりました。浄土平のレストハウスを起点とすると土湯温泉側に下るより、高湯温泉側に下りる方がタイトかもしれませんね。
最高点は1622mとかで、外気温は16Cとかでさすがに肌寒く感じました。
スカイラインを下りて、次はレークライン。
名前のとおり秋元湖、小野川湖脇をとおるルートなのですが、湖畔を抜けるという富士五湖的な爽快感はないです。
ご覧のとおり、直線道が結構多く、高原を走る抜けるような印象。
レークラインを抜け、次はゴールドライン。
こちらは、強いて言えば伊豆スカイラインのような印象。中高速コーナーが続くので、気をつけないと思いのほかスピードが乗ってしまいます。
3つのワインディングを走り抜けて、ゴールドライン間近の道の駅ばんだいで「そばソフト」を食べてまったり。
時刻は午前11時30分。せっかくなので、喜多方の「まこと食堂」に立ち寄ってラーメンでも食べようと思っていたのですが、あまりお腹が減っておらず、また、ゴールドラインで小雨に遭い、東京の天気も怪しい、首都高の渋滞前には帰りたいと、帰路につくことに。
順調に飛ばしていたのですが、白河あたりで雨に遭遇しました。
この一帯だけ降っていたので、関東と東北の境なのですね。
都合2回給油しました。
元気に「ハイオク、まんたん、げんきんでぇ」と。学生の頃の夢の言葉でしたねw(まず、ハイオクのクルマなんて買えない、乗れない、知らない。レギュラーですら、20Lとか2000円でとかで入れてもらってたな)
R1200Rの測定によるとリッター21kmのようでした。
それにしても153円って高くね?
市内だと138円ぐらいだったぞ。
無事に首都高まで戻ってきたのですが、土砂降りに遭いました。
雨に遭わなければ、汗水垂らして働いてるオフィス街を横目に優越感に浸れたのですがね。
高速移動がメインだったからか、700km走破もそれほど疲れはありませんでした。とはいえ、やはり600kmの高速移動は退屈さマックス。RTなどのオーディオシステムが欲しいですねぇ。
もちろん、モトブログもアップしますので、そちらもよろしくお願いします。