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趣味と日常の記憶、記録

大型二輪免許取得への道 その9(卒業検定)

ついに・・・とうとう・・・ようやく・・・様々な思いが交錯してこの日を迎えることになりました。

 

そう、大型二輪教習、卒業検定の日。

 

前日、同僚との飲みで午前帰り。

えっと、そんなことしないと前日から緊張するんだから、ははは。子供の時から遠足の前の日からお腹の具合が悪くなるタイプですw

 

二日酔いだとやっぱり検定無理かなあと別の心配をしていたのですが、意外と朝すっきり起きてしまいましたよ。アラフォー・・・ジジイになって、朝強くなったのでしょうか。

ただ、朝方は目がやぼったくて、コンタクトがなかなか目ん玉に入りません。少しイライラするとか。こういったカリカリした心の持ちようでは物事が上手くいった試しがないので、しばらくぼ〜っとしてリラックスすることに集中してました。

 

緊張しまいと心掛けるのですが、意識すればするほど緊張しますよね。朝食を食べるも「やったるでえ」っていうやる気も湧いてこず、うむ、落ちるパターン。

あらかじめネット上で検定にまつわるお話を聞きかじっていたのも、余計なことを考えすぎるだけだったりしますね。こうやれば上手くいく的なヤツです。検定まで来てしまったのでは四の五の言ってもしょうがないんですよね。やるしかないので、今さら座学でテクニックどうのと言ってもねえ。でもね、根がネガティブ思考なので悪い方に考えてしまうんですよねえ。

 

教習所へは限定解除の時からR125に跨がって通っているのですが、往路はぼや〜っと運転していて、危険この上なかったかもしれません。

 

教習所に着いてしまってから、なにか開き直った気持ちになってましたよ。まあ、落ちてもまたチャレンジすればいいだけじゃんと。んが、ふと思い出したように、「そう言えば、みきわめもらってから3か月の間に合格しないと教習無効になるとか言っていたよな?!

 

ネガティブシンキングスパイラル、押忍w

 

天気が晴れていたというのが、せめてもの救いでしょうか。風もそれほどないし、同一時刻の教習車もそれほど多くない。

 

集中・・・集中・・・集中。

 

今日は、大型4名を含め、中型、オートマ、小型と結構な人数が検定するようで、また順番が最後だとイヤだなと思っていたのですが、年齢順なのか、2番目。こっぱずかしいところを曝される訳です、ええ。

 

コースはヤマをはっていたのですが、見事に外れましたww

急遽、頭の中でコースを反芻することに。

 

ええい、こうなったらなるようになりやがれっ!という勢いで飛び出したものの、カラダがいうこと利かねえ。

小型二輪、限定解除と卒検3回目になるのに、いい加減なれなさいってね。でも、ホント本番に弱い子なんですよ。

なんとか課題を乗り越えて、検定中止にならずに発着点まで生還しましたよ。うーん、大幅な減点がなければ受かってるなあって思って少しだけ安堵。

それからは、一番手だったオジさまと他の人の検定を見学しながらしばし談笑。その他の大型の2名は若者だったので、余裕で検定をこなしていて、オジン2名はドキドキするよーと言い合うとか。

 

受験者が多かったからか、合格発表まで結構待たされました。

教室で、検定員から一人一人呼ばれて合否が告げられます。これまで受けてきた検定はすぐに「合格」とか言われたのですが、今回の検定員はやたらにタメます(みのもんたかっ!)。出来具合をいろいろ聞かれ、うんうん、そうだよね。ここはこうだったらもっといいよねとか言われてですね、「あれ?もしかして落ちた?」とテンションが落ちてきたんですが、

 

「ギリギリ合格!」

 

と告げられ、思わず「あぶねっ!」と叫んだとか叫ばなかったとか。

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3大課題の一本橋スラローム波状路、どれも減点・・・ちーん。

スラローム波状路はそれぞれコンマ2秒足らず、一本橋に至っては8秒とか・・・それって中型じゃんOTL。たしかに落ちないことを優先して気がはやったのでしょう。んん〜、体内時計では9秒後半だと思っていたんですがね。

スラロームはアクセルちびっとだけ開けてセーフティに、波状路はエンストしない程度にアクセルじわっとという感じでやっていたので、まあ、タイムはでませんよね。

精進します(いつ?もうやらんでしょ・・・

 

なんとか昨年末の限定解除教習から大型教習まで約2か月に渡る教習を無事終えることができました。

なんですかね、「やったああ」という気持ちより、なんとか取れたという安堵感のほうが大きいですね。ようやく解放されたというか。

大型をとると自信が湧くという話を聞いたことがあるのですが、むしろ、ワタシが大型でいいんかい?っていう気持ちがありますね。

 

小型教習や限定解除教習ではあまり緊張って感じなかったのですが、大型教習は緊張の連続で、今日の検定なんかは特にガチガチでした。社会人になってからというもの、なかなかこういった試験を受けて緊張するという機会はそうそう体験出来るものではありませんよね。

まあ、上司に対するプレゼンで緊張するぐらいで、失敗しても「てへへ」とか言っておけばいいですがね(おいおい)そういう意味でアラフォーで良い経験ができたなと思います。歳のせいにするのは簡単なのですが、やっぱり若かりし頃に比べるとニブっているので、早く免許を取ることに越したことはないのですが、それでも失敗を繰り返しながら、成功するにはどうすればいいのか考えながら教習出来たことは良い経験です。

高校、大学のときにバイクの免許って考えたことがあるのですが、親に止められました。ちょっと?反発したことはありますが、今から思えばそれでよかったと、親が正しかったんじゃないかと思います。たぶん、そこで取っていたならば、命を落としていたかもしれません。確かにこうして免許を取った後、命を落とさない保証はありませんが、でも自制心のコントロールは若い時とは違いますよね。

 

せっかく取れた大型免許、神棚に飾っておくのはもったいないので、これからどうバイクと付き合っていくのか、どういうライフスタイルを送りたいのか、よくよく考えて、いい相棒を見つけられたらいいなと思います。

 

もちろん、R125にも乗り続けるつもりです。

 

教習所からの帰路、同じバイクに跨がっているというのに、大型免許を持っているという、これまでとは違う自分がいました。