【ツーリング】国道最高地点を目指したらそこは白銀の世界でした
先日は海に行ってきたので、「んじゃ次は山で」ということで、おそらく今シーズン行けるラストチャンスではなかろうかと、国道最高地点である志賀草津道路の「渋峠」を目指したのでした。
よい天気に恵まれたのはいいのですが、朝から木枯らしが「ぴゅ〜ぴゅ〜っ」と吹いて寒いったらありゃしません。
志賀草津道路手前の道の駅「草津運動茶屋公園」に着いたとき、午前8時で外気温は3℃とか・・・アウターはそれなりの防寒をしてきたのですが、グローブ・・・ぬかったわ。久しぶりに手先が痺れるという冬シーズンの到来を肌で感じました。
寒いのでそれどころじゃないけど、一応、もみぢ狩りw
このあたりで標高1200m。国道最高地点は2100mほどなので、さらに気温が下がることは間違いない。んん〜、行くか行かざるべきか、逡巡していたのですが、まあ、せっかく来たんだし・・・という安直な決断が大変なことに。
草津国際スキー場のロープウェイ辺りまでは、いいお天気もあって荒涼とした風景が続いて絶景だったんですが、手先の痺れがMAXに。
そして、ナビの警告が。
うそん!?
白根山はご覧のように白銀の世界になってました。路面状態は乾いてはいるものの、路肩に朝露なのか木々に着氷したものが滴り落ちているのか、部分的にウェットなところがあって、木枯らしの吹きっさらしに晒されて、凍結してるやん!?
渋峠手前で視界も不良になってきて、このまま渋峠を通って湯田中に行くのは無謀、身の危険を感じたので撤退。万座温泉の方へ下りました。
何台か、ライダーが渋峠方面に向かって行きましたが、あれ、だいじょぶだったんだろか。SSとかだったんですけどね。
自転車乗りもちらほらいらっしゃったのだけれど、いや、凍え死ぬでしょ。登りはいいとして、下りはどうするのよ?自分以上にチャレンジャーな人もいたものです。
小布施に行きたかったので、万座から県道をつないで行きますが、高度を下げたかったのですが、どうも峠を幾つも通過して、一向に指の感覚が戻りませんw
上信スカイラインとかいうらしいのですが、万座峠付近で雄大な風景を見にすることに。
紅葉の季節ってあれですね、いい風景が見れてよいというプラスの面だけではありませんね。道中、落ち葉、枯葉がもうね、絨毯のように道に敷き詰めらえているので、さすがのロードスターといえど、バンクさせるのをためらい、徐行してハンドルを切って曲がってました。
さきほどの路面凍結といい、生きた心地がしません。
這々の体で、小布施にある「穴観音の湯」でひとっ風呂。内湯と外湯の成分は一緒にもかかわらず、内湯は乳白色で、外湯は無色透明。面白い湯でした。硫黄分が非常に溶け出している源泉のようで、体が臭くなること請け合いww
こういった日帰り温泉施設の食事処ってあんまり期待していないのですが(失礼)、ここは非常においしゅうございました(写真は、信州牛の合挽きを使ったハンバーグ)。
そのまま上信越自動車道から帰るのもなんなので、国道最高地点へ行けなかったのならば、国鉄最高地点へ行ってやろうじゃないかと野辺山に向かいました。
あのウシのキャラはなんなんだ?!(ここに来るといつも思うことだけど)
この駅は1300mほどのところにあるのですが、日も陰ってきて3時過ぎだと底冷えしてきますね。
駅前のお爺ちゃんお婆ちゃんが営んでいるしがない(失礼)お土産屋さんで野沢菜を買って後にしました。
野辺山から先の国道141号線は、ロードバイクだと韮崎まで真っ逆さまに下るようなダウンヒルが楽しめるのですが、バイクだといまいちですね。ペースカーが入ってしまうというもそうですが、ロードバイクのような身を切る感じはバイクではさほど感じませんね。んまあ、生身を晒していることは一緒なのですが。
須玉から中央道に乗り、圏央道から東名道に乗って川崎まで帰ってきました。しめて523km。さすがに疲れました。
給油1:9.53L 131円 前回からの距離166.4km リッター17.46km/L
給油2:13.87L 139円 前回からの距離287.4km リッター 20.72km/L